幸福を招く猪
はじめまして、グラフィック事業部の木下です。
2019年(平成19年)も1月半ばを過ぎましたが今年の干支である亥についてのご利益のあるパワースポットをご案内します。
「幸福を招く猪」
鼻を撫でると幸運をもたらしてくれるという猪の像です。地元、諏訪市文化センターの建物正面玄関の前に鎮座しています。
本家は、イタリアのフィレンツェ街中の中心にあるメルカート新市場にあります。1960年頃に、彫刻家のピエトロ・タッカによって造られました。猪の像なのですが当時からの愛称である子豚(ポルチェッリーノ)の名前でも親しまれています。しかし、本物はバルディーニ美術館にあり、これはレプリカとなります。さらにその像もメディチ家のコジモ1世が教皇ピオ4世から授与された大理石製の猪像に似せて造られたものであると言うから驚きます。
現在は、世界中あちこちにレプリカが存在しています。
30年前、私が東京で勤めていた頃、会社近くの東京駅八重洲口地下街にも猪像がありました。その時、諏訪市にも兄弟の猪像があると言うことを知りました。東京駅の猪像は、「幸運の仔豚像」と呼ばれています。
「幸福を招く猪」「幸運の仔豚像」のキーワードで検索してみてください。日本国内にも沢山ありますので旅行に行った際には、鼻を撫でてみると幸せになれるかもしれません。
猪像の足元には猪の棲む環境の様子で植物やカメ、カニ、ヘビ、トカゲ、カエル、カタツムリなどが表現されています。
ポッカリと空いた穴(水溜り)は、何のため?
実は、鼻を撫でるとと幸福になれるという以外にも口の中にコインを入れて手を離しそのコインが落ちて穴に入れば縁起が良いとの事ですから2度おいしいですね!
皆様も今年の縁担ぎのためにも諏訪方面に行った際は猪像に会いに行ってみてください。
グラフィック事業部 木下