職人が職人に送る品 お蕎麦用品制作
木工室 川倉です。
私は10年以上前から知り合いのそば打ち職人さんと仲良くさせて頂いており、
こだわりの蕎麦用品を多く作って参りました。
先日、ブログでご紹介した“やまとう”様にも、
手作りのお蕎麦用意品を納品させていただきました。
“オーダーメイド蕎麦延し台”を納品
ここで、過去に作成したお蕎麦用品をご紹介します。
先ずは、“延し棒”です。
この延し棒はお蕎麦を延ばす時に使われるものですが、
棒の太さが均一になる事と、棒に曲がりが無いことが作る上で重要です。
棒の端の木材を変えている部分はデザインとして、私が入れてみたものです。
次は駒板です。
こちらはお蕎麦を切る際に使用する道具になります。
これはとにかく板を薄く作ることにこだわりました。
薄くすることにより、より蕎麦に馴染み易くなるとのことで、
“徹底的に薄く”仕上げるために、企業秘密の製法で作り上げています。
最後にまな板のご紹介です。
このまな板は、桐材を使用し、小口を出すことで、包丁の傷みを軽減しています。
木目が綺麗に出るように、断裁した木材の乱さずに順番通り配列し、
見た目も機能も職人さんのお眼鏡に叶うように拘って作りました。
これらの商品は完全受注生産(基本的に非売品…)でありますが、
ご興味があられる方は一度お問い合わせいただければと思います。
私の手仕事が、またどこかの職人さんの手仕事につながって
お客様の笑顔に繋がっているのなら、それはとても嬉しいことです。
木工室
川倉